箕浦徹哉  作品

 

現代に軸足を置きながら、古より受け継がれてきた感覚に耳を澄ます
線、質感、色彩のバランス、用と美がせめぎ合う均衡点に悩むことが大切

 

東京の工場街で生まれ育ちました。

子供の頃大好きだったおもちゃは、近所の金属加工所の前に積み上げられた鉄屑でした。

規則的に無数の穴が開けられた鉄板、らせん状に渦巻いた削片、磨耗した工作機械の刃。

うかつに触れれば指先を切ってしまう緊張感、直線と曲線の連続が醸し出す理性、生まれたてのそれは機械油で玉虫色に輝き、やがては赤錆にまみれて朽ちてゆく。

これらのすべてが抗い難い魅力となって心をとらえ、「形の中に美しさを見る」ことを教えてくれました。

 

 

歴史好きだった両親の影響からか、中学生頃からは史跡や博物館へよく出かけました。

寺社城郭の白漆喰と黒板壁のコントラスト、石垣の勾配、暗い天守閣内部に差し込む日差しが生み出す光と影、屋根を支える木組や格子戸の潔さ、甲冑や刀剣の過飾を排した線、色、艶。

自分がどんな要素に心を動かされるのか、次第に明確になっていきました。

 

 

私の中の記憶や感覚が是とする線を大切にしながら制作しています。

自分自身への問いかけと、街の風景を見つめる眼差しから生まれる作品は、用の具であると同時に自分が何を以って自分であるかを確認する行為そのものです。

東京という、鉄とコンクリートの人工物で構成された都市の中で制作する作家であること、21世紀という時代性、日本古来の色彩感覚とデザイン、こうした要素を自分のフィルターを通して表現できれば、と考えています。

 

 

作品は工房に多数展示されています(百貨店・ギャラリー等での個展期間は除く)。本郷通りに面したガラス張りスペースなので外からでもご覧いただけます。谷中・根津・千駄木や六義園も近いので散策のついでに是非お立ち寄りください。

 

 

作品の個別注文も承ります。引出物・贈答品等ご予算に合わせた実績も多数ありますのでお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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